早速三屋に相談をする久我。
この一件は林の人事異動も絡んでいると指摘します。
久我「林さんですが、前職実績を考慮すると企画一部に配属されそうなモノなのに、もしかして、飯田美和さんがプロジェクトを成功させた事と関係があるのでしょうか?」
三屋「そうなんだよ。本当は飯田さんを二部に移動させて林君を一部にという予定だったんだが、若林部長が飯田は必要だと譲らなくてね」
久我は先ほどの噂話を聞いたこともあり、三屋にさらに相談をします。
久我「まず若林課長の噂があるのですが、彼はお気に入りの女性を部下に置くといわれています。ご存じでしょうか」
三屋「ああ、たしかに彼は女性に弱いと思われているが、そこについては証拠はないな」
そこで久我はさらに提案を進めます。
立て続けに企画部から相談があったこと。
飯田の勤務態度についてや林のパワハラ疑惑など。
林は企画二部にいることで、本来の実力が発揮できないでいるから、本領発揮できる環境を提供してあげること。
若林は飯田に甘く適切な労働管理ができていないので、厳しい監視の目が必要だということ。
それらを踏まえて久我は提案します。